ローカルディレクターのひとりごと #2 福岡へ来て8ヶ月。暮らしの変化を振り返ってみた。

「ローカルディレクターのひとりごと」は、実際に地域での生活を通して感じたことや出会い、取材のこぼれ話などを綴ります――

OFF TOKYOローカルディレクターの山本 和果です。

福岡に移住をして、8か月。
本音を言えば、半年という切りがいいタイミングで記事を書きたかったところですが、あっという間に8ヶ月が経ちました。

移り住んだのは、福岡県・大牟田市

私は2024年12月からOFF TOKYOローカルディレクターとして、そして企業雇用型地域おこし協力隊として、福岡県の最南端・大牟田市(おおむたし)へ移住をしてきました。大阪に生まれ、福岡に来る前は神奈川県に住んでいました。

いまだに友達に言われるのは「あれ?住んでるのって、福岡市じゃなかった?」です。笑

この会話は、8か月経ったいまでも続いているので、「福岡」に引っ越したと言えば「福岡市」に引っ越したと自動変換されるほど、「福岡=福岡市」のイメージなのだと思います。

正直なところ、私も1年前まで「大牟田」の読み方さえ知りませんでした。
そんな大牟田の「穴場感」が、今はお気に入りポイントのひとつだったりします。

今回は、大牟田で過ごしたこの8ヶ月を振り返り、暮らしの変化の一部分をお届けできればと思っています。

暮らしの変化その1
人生初の車生活がスタート

大阪と神奈川にしか住んだことがない私は、生まれてから一度も車がある生活をしたことがありませんでした。

小さい頃から、出かける時は、徒歩・自転車・電車の三択です。

大学卒業時に取得した運転免許も、社会人になってから活躍する機会といえば「身分証の提示」くらい。

すっかりペーパードライバーになっていたので、大牟田へ来てしばらくは緊張しながらハンドルを握る日々。

救われたのは、運転初心者に優しい環境。
道路と駐車場が広く混み合わないので、心が急かされず、運転に集中ができました。

そうして、少しずつ車生活に慣れ、佐賀や熊本にも車で行けるまで成長しました。

最近は、運動不足にならないよう徒歩や自転車を活用しながら、人生初の車生活を楽しんでいます。

暮らしの変化その2
食卓に並ぶようになった新鮮・無農薬のお野菜たち

正直、移住した当初にスーパーで食材の買い物をしたときは、都会と比べて物価がめちゃめちゃ安いわけではないなと感じてました。

(後に地域の方に安いスーパーを教えてもらう機会があり、物価の安さを知ることになるのですが…笑)

ただ、せっかく新しい土地に来たのでスーパー以外も行ってみようと八百屋を訪れました。

そこに並んでいたのは、こだわりをもって作られた無農薬・化学肥料不使用のお野菜たち。そして、オーナーの方がこのお野菜たちの美味しい食べ方を教えてくれたりするんです。

コブタカナなどこれまで食べたことのない野菜との出会いもあり、ご飯の時間が楽しくなりました。

八百屋はすぐ近くにあるわけではないので、毎回とはいきませんが、お安いスーパーと、このこだわりをもった八百屋さんにお世話になっています。

暮らしの変化その3
心安らぐ場所との距離がすぐ近くに

友達とのランチや家族との時間、またはひとりで過ごす時間。

日々生活するなかで、時折息抜きができる時間や場所は誰にとっても必要なんじゃないかと思います。

それぞれ息の抜き方はあると思いますが、私にとって、ひとりで過ごす時間は大切な息抜き時間です。

そんな息抜き時間を、どこで過ごすか、という「場所」もとても大事。

関東にいたときも、自分の心安らぐ場所はあったのですが、自宅から移動するのに1時間程度必要でした。

移動時間も好きなので、それはそれでよかったのですが、今は10〜15分あれば車で行ける距離に心安らぐ場所がいくつかあります。

お仕事終わりでも、少し疲れたな〜と思ったときに、さくっと行って気持ちを切り替えられる場所があることは、暮らしのなかで大きな支えになっています。

「大牟田」という選択の先

上にまとめたものは一例です。

暮らしているからこそみえる「まち」があり、新しい発見の日々は続いています。

「大牟田へ移住する」という選択によって、暮らしや自分自身がどう変化していくのか、いつも楽しみな自分がいます。

その変化を振り返り、時折こうして記録に残していければと思っています。

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