ローカルディレクターのひとりごと #4 クリエイティブな体験をした休日

「ローカルディレクターのひとりごと」は、OFF TOKYOローカルディレクターが実際に地域での生活を通して感じたことや出会い、取材のこぼれ話などを綴ります――

OFF TOKYOローカルディレクターの安江成美です。

今回はある休日の出会いについてお話します。

SNSで知った地域のこと

ある日、Instagramで知ったマーブルキャンドルの体験レッスン。

色とりどりの美しい模様に惹かれて、思い切って参加を申し込み。初めての場所に少し緊張しながら向かったのは、静岡県磐田市内にあるキャンドルアトリエ「AMERI candle」。

扉を開けると、アンティークな雰囲気の室内に作品が飾られ、キャンドルの材料が広がっていました。

一人での参加に少し緊張していた私を、Ameriさんが温かく迎えてくれました。

カリグラフィで私の名前が綴られたカードが用意されていました。一人一人を大切にする心遣いに、緊張がほぐれていった瞬間です。

その日しかつくれない、マーブル

手先にそれほど自信がなかった私ですが、Ameriさんの丁寧なサポートで安心して作業を進められました。

まずはスケッチブックに塗られたカラーサンプルから作品の色選び。ロウならではの質感は絵の具とは全く違って、色を選ぶだけでもワクワクします。

「同じものはつくれないんですよ」とAmeriさん。

その日のイメージや気分によって生まれる一期一会の作品。それがマーブルキャンドルの魅力だそう。

私が選んだのはレッド、スカーレッド、グレー、ベージュの4色。

制作は繊細で手早さが求められる作業もあります。四角いケースに色の素を配置し、透明な蝋を流し込むと色がふわっと広がる。

固まっていくと、少し白っぽく変化します

固まりかけたタイミングで、割り箸で蝋をすくって筒状の型に貼り付けていきます。

色の組み合わせを想像しながらの作業は、悩みたくなるのですが、のんびりしていると固まってしまうので、思いのままに手早く作業することが必要です(たくさんフォローしてくれるので、大丈夫です)。

黙々と集中した1時間半。グレーを入れたことで大理石のような模様が浮かび上がり、予想以上に美しい仕上がりになったと自画自賛。

硬化後に作品は受け取りできます

磐田でのクリエイティブな休日

Ameriさんのアトリエでは、マーブルキャンドル以外にもさまざまな体験レッスンがあります。私もまた他のものにもチャレンジしてみたいと思っています。

それぞれに個性がある色たちが、意外な組み合わせで想像以上に美しく溶け合う。磐田で体験した、クリエイティブな1日でした。

あの日つくった大理石のような模様のキャンドルに、いつ灯りを灯そうかワクワクしています。

Ameriさんの作品やアトリエについては、Instagramから詳細をご覧ください。

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