「家族で暮らしやすいまちへ」東京から三条へ。子育てと挑戦を両立できるまち-Focus on sanjo-

 

東京からの移住、地域おこし協力隊として地域に関わった経験を経て、
現在は三条での暮らしと照明の仕事を続けています。

三条では、挑戦も子育ても無理なく続けられる。
その理由を、伊藤さんに伺いました。

東京から三条へ——家族で選んだ新しい生活

家族の時間も、自分の挑戦も、三条なら続けられる
家族の時間も、自分の挑戦も、三条なら続けられる

三条市に移住して3年。

かつて舞台照明スタッフとして全国を飛び回っていた伊藤さんは、
夫の転勤をきっかけに家族で三条へ移り住みました。

夫の地元というわけでもなく、特別なゆかりもなかったものの、
ちょうど子どもが生まれるタイミングで、
「地方で暮らすのもいいかもしれない」と思えたことが移住の大きな後押しに。

地域に関わることで見えたまちの姿

縁もゆかりもないまちに移住を決めました
縁もゆかりもないまちに移住を決めました

移住後すぐは働き方を決めていなかった伊藤さん。

そんな中、知人から
「地域おこし協力隊で移住関連の仕事を一緒にやらないか」
と誘われます。

舞台照明で全国を回っていた経験から、
地方で働くことへの抵抗は少なく、
「子どもがいてもできるなら」と協力隊としての活動をスタート。

移住希望者の相談に乗ったり、市内の人を訪ねる中で、
地域のあたたかさや挑戦する人の多さを、
生活者としても働き手としても知っていくことになりました。

暮らしてわかった「ちょうどいい生活」

東京まで新幹線で約2時間。海も山も車で30分で行けます
東京まで新幹線で約2時間。海も山も車で30分で行けます

移住前は「自然豊かな山あいのまち」という、
やや素朴なイメージを抱いていた伊藤さん。

しかし、実際に暮らし始めるとその印象は大きく覆されました。
生活に必要な施設は整い、
新幹線の駅も近く、東京へは約2時間。

買い物や移動に不便を感じることはほとんどありません。
特に印象的だったのが “子育てのしやすさ”

移動は車が中心で、どこへでもスムーズ。
駐車場の心配も少なく、
小さな子どもを連れての外出は東京よりもずっと気軽。

さらに、海にも山にも30分。
先日は車で10〜20分の場所でホタル観賞も楽しめたといいます。

「自然が生活圏内にある」という環境が、日常の豊かさにつながっています。

挑戦する人が多いまちが、背中を押してくれる

挑戦が、日常のすぐそばにあるまち
挑戦が、日常のすぐそばにあるまち

挑戦者が身近にいる環境が、背中を押してくれる
地域おこし協力隊として活動するなかで、
彼女が強く感じたのは「挑戦している人がとても多い」ことでした。

三条は“日本一社長が多いまち”と呼ばれるほど、
小さく事業を立ち上げる人が身近にいます。

自宅でお菓子を販売するママや、
ハンドメイド雑貨を制作するクリエイターなど、
自分のペースで仕事をつくる姿が日常の中にあるまち。

そうした環境に触れることで、
自然と“自分でもできるかも”という感覚が芽生えていったといいます。

原点の“照明”を活かした新たな挑戦へ

やってみたいを応援してくれる人が、すぐそばに
やってみたいを応援してくれる人が、すぐそばに

三条の周りに挑戦する人が多い環境に触れる中で、
これまでの舞台照明の経験を生かす働き方へと動き始めました。

全国を回って照明を担当していた経験を活かし、
三条でもイベントやお祭りの照明に取り組めるように、
現在は三条市の起業補助金を活用して機材を整えているところです。

大きな会社に所属しなくても、
自分のスキルをそのまま仕事にできる環境がある。

そして、その挑戦を支えてくれる人が身近にいる。
三条には、そんな挑戦しやすい空気があります。

まずは“来てみる”ことが入口になる

画像
移住よりも前に、体験してほしい三条の空気

彼女が最後に伝えてくれたのは、
「1回来てみてほしい」ということ。

三条は、東京からわずか2時間。
必要な暮らしやすさと程よい自然、
人と人の距離の近さが混ざり合った場所です。

地域の人の日常や、そこで働く姿を実際に見てみることで、
その魅力がぐっと実感できるはず。

旅行感覚で訪れ、カフェで過ごし、
まちの人と話す—

そんな小さな体験が、これからの選択肢を広げてくれるかもしれません。

📹 伊藤さんの動画はこちらからご覧いただけます

 

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