ローカルディレクターのひとりごと #19 都会まで電車で1時間、海と夕焼けがある地方都市への移住。暮らすまちは、都会か田舎の0か100か?

「ローカルディレクターのひとりごと」は、OFF TOKYOローカルディレクターが実際に地域での生活を通して感じたことや出会い、取材のこぼれ話などを綴ります――

こんにちは。大牟田市ローカルディレクターの山本です。

神奈川から福岡・大牟田市に移住して1年半。
東京から遊びに来てくれた友達にも思わず教えたくなる場所や人、景色が増えてきました。そこで、今回はこの街で暮らすなかで見つけた「私のお気に入り」を振り返りました。

よく聞く、『住むなら「都会」か「田舎」か論争』についても気づきがあったので、併せて書き留めておこうと思います。

山派も、海派も!「旧三池海水浴場」

1つ目のお気に入りは、いつでもふらっと行けてしまう「海」

特にお気に入りの場所は「旧三池海水浴場」です。

名前に「旧」とあるように、現在は海水浴場としては使われていません。

ただ、西に開けていて、空と海を気持ちよく眺めることができます。

<旧三池海水浴場:入道雲、美しすぎます>

実は、九州に来た当初の私は自分のことを「圧倒的に山派」だと思っていて、週末には阿蘇などへ出かけて、緑に囲まれる暮らしを3ヶ月くらいは送っていました。ところが、たまたま糸島で海を見たときに気持ちが高揚する感覚があり、「私、海もめちゃくちゃ好きなんじゃ…?」と気づいたんです。

よく考えてみれば、幼少期に祖父母の家があった和歌山県・白浜で、釣りや海上花火を楽しんでいたし、初めて一人暮らしで選んだ街も海がある神奈川県・茅ヶ崎市。

実は、暮らしの近くにあったのは「山」より「海」でした。

そんなことから、仕事終わりや息抜きなど「生活の延長線上」で行ける海は、贅沢なリセットボタンになっています。

オレンジに染まるまち「大牟田の夕日」

2つ目は、息をのむほど綺麗な上に、高頻度で現れてくれる「夕焼け」

おそらく、長く大牟田に住まれている人にとって、夕方がオレンジ色になる景色は当たり前すぎて、この贅沢さに気づいていないんじゃないかと思います(笑)

大牟田はとにかく空が広くて、夕日が綺麗なまち。

<7月のおおむた「大蛇山」まつりの日の夕日>

夕方になると、窓からオレンジの日がさして「あ!今日も夕焼けだ!」と、いまだに窓から外を覗きに行ってしまうくらい。

ちなみに、先ほどのお気に入り「旧三池海水浴場」やその近く「三池港」から眺める夕焼けは格別です。

<夕暮れ時間の旧三池海水浴場>

<三池港から見た夕日>

友達が泊まりに来てくれたときに、胸を張って連れていきたい最高の癒やしスポットです。

どこまでもフッ軽にしてくれる最強道路「有明海沿岸道路」

3つ目のお気に入りは、大牟田市民が愛してやまない(であろう)「有明海沿岸道路」です。

<諏訪川の上を通る有明海沿岸道路>

大牟田は九州のほぼ真ん中にあるので、気軽に九州全域を巡ることができます。この「どこへでもいける!」という感覚は、その立地だけでなくインフラがしっかり整っているからこそ。

九州自動車道の南関ICが近かったり、西鉄電車で福岡市内に出られたり、素晴らしいインフラが整っている大牟田ですが、今回ピックアップしたいのが「有明海沿岸道路」

有明海沿岸を循環する地域高規格道路で、なんと通行無料…

今後も南北それぞれ延伸が予定されており、現在は三池港ICを起点に佐賀県鹿島市までつながっており、このまちからの移動を劇的に自由にしてくれています。

近くの柳川・久留米に行くにも、佐賀に行くにも、有明海沿岸道路のお世話になっています。

<大牟田から柳川に向かうまでの車窓がとても好きです>

実際、「佐賀空港」「長崎空港」どちらにも、有明海沿岸道路を使って、東京から来た友達を車で迎えに行きました。

「熊本空港」に迎えに行く際は、九州自動車道を使いますし、「福岡空港」なら西鉄電車で天神にでてから、空港線に乗り換えます。「九州のどこの空港に降りても迎えに行くよ!」と言える圧倒的なアクセス…

さらに、大牟田を拠点にすることで、人の輪も行動範囲も一気に広がり、佐賀・長崎・熊本にも友達ができました!

都会派?田舎派?

大阪に生まれ、神奈川県に移り住み、東京の会社で働いた後、大牟田に移住してきた私は「地方移住をした人」と見られるのが一般的です。

「地方移住」と聞くと、コンビニまで車で15分とか、お隣さんの顔がわかるみたいな、都会と真逆の田舎をイメージする人が多いかもしれません。

でも、実際は、都会と田舎という0か100かではなく、グラデーションなんじゃないかと最近感じます。

まちを歩くと知り合いは多いけど、隣の人はさすがに知らない。5~10分歩けばコンビニもあって、カラオケも銭湯も、ニトリもマックもある。
車がなくても1時間以内で都会に出られるし、近くに自然に包まれる場所もある。生活に困らない「ちょうどいいグラデーションの街」

今の私は、都会派でも田舎派でもなく、そのグラデーションのなかが一番心地いいなと感じています。そして、それが大牟田という街だった。

<大牟田の中心である大牟田駅・西鉄とJRが通っている>

<大牟田の山沿いの地域>

大牟田で見つけたこの日常のお気に入りを、これからも大切に楽しんでいきたいです。

▼大牟田の暮らしをもっと知る
ローカルディレクターのひとりごと #2 福岡へ来て8ヶ月。暮らしの変化を振り返ってみた。

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