ローカルディレクターのひとりごと #15 同級生 4 人が込めた地元への想い、磐田にオープンした「天国サウナ」

 

「ローカルディレクターのひとりごと」は、実際に地域での生活を通して感じたことや出会い、取材のこぼれ話などを綴ります ――。

OFF TOKYO ローカルディレクターの安江成美です。

 

半年前の取材で交わした約束

「オープンしたら、絶対取材させてくださいね」

約半年前、美容室オーナーを取材していたはずなのに、気づけば話題がサウナのことになっていました。
取材させていただいたのは、磐田市をはじめ静岡県内で複数の美容室を展開する鈴木颯馬さん

そのとき教えてくれたのが、「今、サウナもつくっているんです」という意外な話でした。
詳しく聞いてみると、美容室とは別事業として、サウナ好きの同級生 4 人で立ち上げるプロジェクトとのこと。

空間、美容、健康、ファッション。それぞれが培ってきた経験を持ち寄り、一つの場所をつくっていく。
そのストーリーを聞いた瞬間、「オープンしたら、ぜひ取材したい」と思いました。

 

待ちに待った「天国サウナ」へ

そしてこの夏、磐田市に「天国サウナ」がオープン。

約束どおり取材をさせていただくことに。代表の渥美さん、鈴木さん、稲垣さんにお話を伺いました。
インタビューが始まると、誰かが話せば誰かが笑い、自然と話が広がる。同級生ならではの空気感が流れる一方で、サウナづくりへのこだわりを話す表情はとても真剣でした。

「好きだからつくった」というだけではなく、「この場所だからこそできること」を考え続けてきたことが伝わってきます。

動画では、そのこだわりや「天国サウナ」に込めた想いをたっぷりお届けしています。

▶︎▶︎▶︎動画はこちら

 

離れていても、つくれる地元との関わり

そしてもう一つ、取材を通して心に残ったことがありました。

お話を聞いた 3 人は、一度は進学を機に磐田を離れ、それぞれの経験を積んで戻ってきた U ターン組。
小学生の頃にドッジボールクラブで出会い、同じ中学校で過ごした仲間が、大人になって再び地元で新しい挑戦を始めています。

そしてもう一人のメンバーである小川さんは、東京・名古屋で古着店を経営しており、磐田を離れて暮らしています。
インタビューでは、そんな小川さんも「地元で何かできないか」という想いから、このプロジェクトに加わったと教えてくれました。

暮らす場所は違っても、地元とのつながりを持ち続ける。

取材やイベントなどを通して、「地元に残る人」だけでなく、「地元を離れていても関わり続ける人」「地域に関わりたいと思っている人」に出会う機会がたくさんあります。

住むことだけが地域との関わりではない。
それぞれの場所で経験を積み、その経験を地元へ持ち帰ることも、一つの関わり方なのだと改めて感じました。

 

「天国サウナ」がつくるのは、人とのつながり

お話を聞いていて感じたのは、「サウナをつくりたい」という想いだけではありませんでした。

サウナをきっかけに人が集まり、磐田の魅力や地域の資源を知ってもらうこと。世代を超えた新しいつながりを生み出すこと。

そんな未来まで見据えているからこそ、「天国サウナ」はただのサウナではなく、新しい居場所になっていくのだろうと思います。

 

半年前、「オープンしたら取材させてくださいね」と交わした約束が、本当に実現しました。

取材中に一番感じたのは、サウナへのこだわり以上に、4 人それぞれのかたちの地元への愛情でした。

 

次はお客さんとして訪れたとき、どんな人たちが集まり、どんな新しいつながりが生まれているのか。その景色を見る日が、今から楽しみです。

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今回のインタビュー動画はこちら

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天国サウナ(完全予約制)
所在地:静岡県磐田市匂坂上47
Instagram

 

(2026/8/14)

 

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