「農業をやってみたいけど、どの作物をつくろうか。インターネットで調べてみるけど、結局何がいいのかわからない」
そんなふうに思っていませんか。
実は、何を作るかを決めてから農業をはじめる必要はないんです。鳥取市には、まずは体験しながら自分に合った作物を見つけられる場所があります。

鳥取市国府町にある、
農家になるための場所。
とっとりふるさと就農舎は、鳥取市が設立した新規就農者向けの研修施設だ。研修室・個室・食堂・浴室・農機具庫まで完備した施設を拠点に、農業未経験の人でもイチから農家を目指せる環境が整っている。
2年間の研修以外にも、1日から農業体験もできる農業を始めたい人をトータルサポートする施設だ。
鳥取市農業公社 国府支所長 衣笠さん
「農業未経験の方でも、鍬の持ち方一つから教えます」
とっとりふるさと就農舎で何人もの研修生を送り出してきた衣笠さんはそう話す。
その一歩を支える3つの柱
農業を新たにはじめたい方に「とっとりふるさと就農舎」がなぜおすすめなのか、衣笠さんに聞いた。
①『何を作るか』は体験してから決められる
白ネギ・アスパラ・梨・ぶどう・米など、JAが推奨する作物をオールジャンルで体験できる。1年目はさまざまな作物に触れながら、2年目に自分が目指す農家像を決めていく流れだ。
「何の農家になるか決められていない方こそ、ここに来ていろんなものを勉強して、自分に合う作物を選んでその農家になっていただく。それがここのウリです。」

②農地探しも、独立準備も、ひとりでやらなくていい
農地探し・5か年経営計画の作成・補助金の申請まで、県や市と協力しながら手続きをサポートしてもらえる。県外から来て、いきなり農地を借りようとしてもなかなかうまくいかない。そんなとき、農業公社が間に入って、協力をしてくれる。知らない土地に来ても、ここでなら新規就農がしやすい。
経営計画や補助金の申請など、独立にあたっての手続きも同じだ。新規就農にあたっての事務手続きサポートのおかげで、自分で一から調べて悩む時間を過ごさなくていい。
ほかにも、研修中から卒業生の農家を訪問して作物選びの参考にしたり、農協の部会活動を通じて地域の農家さんと顔をつないでもらえる機会もある。農業は一人ではできない。研修期間中にさまざまな先輩農家さんに会ってつながりを作ったり、農業に関すること教えてもらえる環境は貴重だ。実際の体験だけではなく、農家さんのリアルな話を聞く中で自分が何農家になるかのヒントをもらえる。
③研修中の『どうやって暮らす?』にも支援がある
体験受講の2年間は月額10万円〜の生活費助成がある。条件によっては家族手当・住居斡旋・家賃助成も。施設の寮を使えば、家賃はかからず、電気・ガス・水道代もとっとりふるさと就農舎を運営する鳥取市農業公社が負担してくれる。2年間の傷害保険も就農舎が負担する。

農業を学ぶにあたって、資金の話は欠かせない。とっとりふるさと就農舎であれば、学びながら生活の補助も受けることができる。
今、まさに研修中の原田さん、
卒業して就農した見野さんのリアルな声!

原田さん(現役研修生・大阪出身)
大阪で21年間飲食店を経営してきた原田さんは、今年5月に鳥取へ。「飲食店をやってきて、食材が一番大事だと気づいたんです。自分で作ったものを届けたいと思って」
1年かけていろいろ調べた末にとっとりふるさと就農舎を選んだ。その理由は、「機械の使い方から野菜・果物の作り方まで丸々教えてもらえる」から。「1から全部知らないと気が済まないタイプ」という原田さんにぴったりだった。
夢は、自分が作った野菜や果物を提供しながら、みんなで和気あいあいできる畑づくり。
「とにかく、楽しい場をつくりたいんです」
そんな場づくりの準備の場所として選んだ、とっとりふるさと就農舎では、日々新鮮な発見の連続だという。

見野さん(卒業生・国府町で野菜農家)
2016年に就農舎に入り、2018年に卒業。現在は鳥取市国府町でアスパラを中心とした野菜農家を営む。
「就農舎では米・果樹・野菜のオールジャンルを学べるんです。その中から自分に合った作物を選べるのがよかったです」
卒業後の農地は就農舎のスタッフが探してくれたことが出発点。農協の部会活動を通じて仲間もできた。
「研修の前に、短期の体験もできるので、まずワーキングホリデーのような気持ちで体験に来て、鳥取を知ってほしい。農業の楽しいところも苦しいところも、経験してみることが大事だと思います」
迷ったら、まずは体験してみる
とっとりふるさと就農舎は、2年間の研修前に、農業体験やインターンシップ期間を設けている。まずはこの期間を過ごしてみることが、はじめの一歩だ。短期体験は1日〜1週間、インターンシップは2週間〜3ヶ月ほどから受付けている。こちらは、年間を通じて体験可能。本格的な研修に進む前に「自分に合っているか」を確かめることができる。
何を作るかが決まっていなくても、農業が向いているかどうかわからなくても、まず来てみることから始められる場所だ。
体験を経て、「本気で農業をしたい」と思ったとき、その就農を支える支援がとっとりふるさと就農舎には揃っている。

▼ 農業が自分に合うか、まずは1日から確かめてみる!
お問い合わせは下記へ
鳥取市 農林水産部 農政企画課
TEL: (0857)30-8305
E-mail: nousui@city.tottori.lg.jp
